アニメ名言

『クレヨンしんちゃん』の名言・セリフまとめ

幅広い年代に愛される「クレヨンしんちゃん」

 

実は「クレヨンしんちゃん」にはためになる言葉が多くあります。

 

今回はそんな『クレヨンしんちゃん』の名言をまとめました。

 

クレヨンしんちゃん「野原ひろし」の名言①

 

「俺の人生はつまらなくなんかない。家族がいる幸せをあんたにも分けてやりたいくらいだ。」

 

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」の映画の終盤にて、エレベーターでその場を去ろうとする大人帝国の首謀者のケン。

 

彼は凶悪犯罪や環境破壊による「21世紀」に失望し20世紀を取り戻そうと動いていた人物で、一度はヒロシまでもその計画にどっぷり浸かったものの、しんちゃん達の活躍により元の21世紀を生きるヒロシに戻りました。

 

そのヒロシに対してケンは「つまらない人生を送ったな」と吐き捨てたこと対して「それは違う」とヒロシが思いをぶつけているシーンです。

 

子供の頃にはわからなくても大人になってから見るとグッとくるセリフになっています。

 

クレヨンしんちゃん「野原ひろし」の名言②

 

「仕事を頼めても、オヤジは頼めないからな」

 

映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」でのシーン。

 

しんのすけと春日部防衛隊は親に内緒でB級グルメカーニバルに行き、そこで謎の女性にソースを届けるようにと頼まれました。

 

しかし、そのソースは伝説のソースでA級グルメ機構に狙われてしまいます。

 

一方でしんのすけ達を探すみさえは様子がおかしいとヒロシに電話をしました。

 

何かあったに違いない!と思ったヒロシは同僚の川口に仕事を任せ帰ると言います。

 

川口からはこの後会議があると伝えられますが「仕事を頼めても、オヤジは頼めないからな」と言って会社を出ることになりました。

 

もちろん仕事は大切ですが、ヒロシが仕事をするのはあくまでも家族のためです。

 

そんな家族思いのヒロシの良さが詰まったセリフですね。

 

クレヨンしんちゃん「野原ひろし」の名言③

 

「しんのすけのいない世界に未練なんかあるか!?」

 

「くれよんしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」でのしんのすけが行方不明になった際、戦国時代にタイムスリップしたと確信したひろし。元の世界に戻れなくなるのでは、と不安な様子のみさえに言ったセリフです。

 

この名言が好きな人の感想

野原ひろしは完璧すぎるわけでもなく、等身大の家庭の夫というキャラクターだと思います。人間の感情がそのまま出ていて裏も表もあり、私を含め数多くの人が理想の父親と言うと思います。 野原ひろしは他にも数多くの名言があります。その中でも私はこのセリフを選びました。ひろしが毎日毎日働いているのも家族のため。その家族が一人でも失ってしまったら意味がない。みさえがタイムスリップするのを躊躇したときに、考える隙もなくこのセリフを言える姿に感動しました。しんのすけ、ひまわり、みさえ、シロがいてこその野原家。野原ひろしにはこの4人がすべてであり、この4人こそが毎日を頑張る糧になっているんだなと改めて感じさせられました。

 

クレヨンしんちゃん「又兵衛」の名言

 

「お前の言う通り最後までそれを使わないで良かった...」

 

クレヨンしんちゃんアッパレ戦国大合戦より、又兵衛が死ぬ間際にしんのすけに欲しいと言っていた刀を託すシーンでのセリフ。

 

相手の大将を殺さずに合戦に打ち勝った、しかし又兵衛の運命は変わらなかったという点がとても悲しくも切ないです。

 

またしんのすけが初めて泣き顔を見せたシーンでもあります。

 

クレヨンしんちゃん「風間くん」の名言①

 

「懐かしいってそんなにいいものなのかなぁ?」

 

映画「モーレツ!大人帝国の逆襲」のセリフ。

 

大人達が20世紀博の虜になり、自分達の子供をほったらかして遊びに夢中になっている中、しんちゃんをはじめとするいつものメンバーが集まって自分のパパやママの子供のような近況を報告しあっているシーンです。

 

この名言が好きな人の感想

しんちゃん達はまだ5歳で、懐かしいなんていう概念はもちろん持ちあわせていないのは当然のことですよね。 私自身もまだ幼い時に同じような経験をしました。 私の両親が「あの人は今」のような特別番組を見てすごく盛り上がっているのを何度か見たことがあります。懐かしいアイドル達がかなり久しぶりにテレビ出演をして、歌を歌ったりするような番組でした。 父がわざわざ台所にいる母に声をかけて、母は晩ご飯を作る手を止めてまでテレビの前に駆けつけていました。 その時は私も「何がそんなにいいのか?」と不思議に思っていました。 私は今30代前半ですが、気持ちが疲れている時なんかは特に懐かしいアニメをわざわざ検索して動画を見たり、なつかしい邦楽を口ずさみながら家事をしたりします。 「懐かしい」っていう気持ちはすごく心を温めてくれますよね。 クレヨンしんちゃんの映画は、昔はしんちゃんやネネちゃん達の立場で見ていたのに、自分の年齢があがるにつれ、いつしかみさえやヒロシの方の立場で見るようになっていました。そうやって、何歳になってもずっと楽しみながら見られる映画がこの「モーレツ!大人帝国の逆襲」だと私は思っています。 自分もいつしか大人になっていたということを気付かせてくれるのがこの風間くんのセリフです。 この映画を見た後は、「さあ、明日からもまた頑張って生きよう」と思える素晴らしい映画です。

 

クレヨンしんちゃん「マサオくん」の名言①

 

「地道にコツコツが一番なのさ」

「爆盛り!カンフーボーイズ」にて、何をやっても皆より劣っていると自暴自棄になったマサオくんが、トゲトゲが生えたたたんぽぽに、毎日コツコツ水をあげる事で元に戻ったと語る時に言った言葉です。

 

この名言が好きな人の感想

自分も家族も決して器用な方ではないので、マサオくんの気持ちが痛い程わかります。 最初にプニプニ拳を習い初めたのはマサオくん。兄弟子なのに、後から入って来たしんちゃんたちにあっという間に抜かれてしまう。 兄弟子だという唯一のブライドで偉ぶってみたものの、実力の差は明らかで、マサオくんは自暴自棄になり、プニプニ拳から離れてしまいます。 でも、マサオくんはそこで終わらなかった。絶望的とも思えるブラックパンダラーメンの中毒から、人々を救う道を見出した。 毎日コツコツが1番大事。派手じゃなくても、器用じゃなくても、継続が力になる。 とても大切な事だと思います。 色んな葛藤を乗り越えてきたマサオくんが言うからこそ、心にぐっとくるセリフなんだと思います。

 

クレヨンしんちゃん「しんのすけ」の名言①

 

「シロは、オラが、お守りするゾ・・・」

 

2007年に公開された映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」で、ある組織からシロのおしりについている黒い物体が爆弾だと言われます。処分されると4知ったしんのすけはシロを連れて逃亡する道中に言うセリフです。

 

雨の中、カラダも心も冷え切りそうな中、シロを抱きしめながら言うしんのすけに泣けます。

 

真面目に世話をしていないのでシロのことはどうでもよいのかと思いがちですが、本当はシロのことを愛しているのだと感じられる場面です。

 

またシロ自身も逃亡して弱っているしんのすけを見て、これ以上迷惑をかけられないと思い、自ら組織についていきます。

 

そのとき、ちらりとしんのすけを見つめるシロの姿がとても悲しいです。

 

クレヨンしんちゃん「しんのすけ」の名言②

 

「まさおくんいっしょにいこう。」

 

運動会のリレーで走っている時にまさおくんがコケてしまって 動けなくなっている所を先に走っていた、しんちゃんが戻って一緒に走ろうと誘うシーンです。

 

この名言が好きな人の意見

しんちゃんの思いやりが見えたシーンだったから。しんちゃんがマサオくんのもとに駆けつけた時、「嫌だ走りたくないもん」って言ったマサオくんに対して、先に走っていたばら組の子ども達も、駆けつけ、みんなで手を繋いでゴールするシーンがとても感動的だった。 自分さえ良ければいいと言う考えがなくて、みんな優しかった。思いやりが すごくある所に感動しました。現実の体育祭は みんな必死で、誰かがコケたりしても そこまで戻って一緒に走ろうって言ったりはなかなかしないから、少し不思議な感じもしたけど このシーン見て、心が癒されました。 何気なく見てた、テレビでまさかこんなシーンがあるとは思わず、今でも印象に残っています。

 

クレヨンしんちゃん「しんのすけ」の名言③

 

「強い人は弱い人を助けてあげるもんだから」

 

映画で三分間で敵と戦わなければいけなくなった野原一家。ひろしとみさえが負けそうになった時に2人に止められながらも助けに行こうとするときに言った言葉です。

 

この名言が好きな人の意見

いつもふざけていることが多いむしろふざけてしかないしんちゃんですが、五歳児とは思えないくらいしっかりしてるなと思わされることが映画では多々あります。その一つがこの映画でこのシーンを観た時でした。自分はひまの素敵なお兄ちゃんなんだからと言うシーンはとてもジーンと来て好きです。妹であるひまわりを何度も救ってきたからこそのこの言葉の重みをとても感じますし、こんなお兄ちゃん欲しかったなと思わされます。このシーンでわたしは何度もこの映画で泣きました。家族愛といい兄弟愛といいアニメなのに、普段はふざけているのに映画になるといっきに一致団結する野原一家の姿がだいすきでしんちゃんはいくつになっても嫌いになれないなと思います。

 

クレヨンしんちゃん「しんのすけ」の名言④

 

「忘れるまで忘れません」

 

野原家がメキシコへ引越しをする際、「春日部の皆さんオラ、みんなのこと絶対に忘れるまで忘れません」としんのすけがお世話になった人達に挨拶をするシーンです。

 

この名言が好きな人の意見

とてもユーモアでウェットに富んだ、しんのすけらしい挨拶だと思って選びました。 普通にみんなのことは絶対に忘れません、ではしんのすけらしくない普通の言葉になってしまいます。 そこで、わざわざ忘れるまでというフレーズを入れることによって一気に彼らしいユーモア溢れる挨拶に変わります。 これは、しんのすけのキャラだからそこ生きる発言であって真面目な人が言ったら場が凍ってしまうかもしれません。 だからそこ、こういった言葉が似合う人間になりたいな、とも思えました。 普通の言葉に何か一つ足すだけで、こんなに変化するということも学んだ気がします。 なんとなくだけど、ストレートではない変化球のあるフレーズで、照れ隠しにも使えるセリフにもなると思いました。

 

クレヨンしんちゃん「しんのすけ」の名言⑤

 

「悪いことをした時はごめんなさいって言うんだゾ。幼稚園じゃみんなそうしてるゾ。」

 

原因はしんのすけのイタズラですが、みさえはひろしが浮気していると勘違い。そこから離婚の危機にまでなってしまう大げんかになってしまうシーン。

 

この名言が好きな人の意見

もともとはしんちゃんがやったことが発端になっていて、ひろしとみさえの喧嘩も日常茶飯事ですが、なかなか深いなと思ってしまったセリフでした。子供ならすぐに言えるごめんなさいですが、大人になってからはなかなか素直に謝ることができないと思います。簡単なことなのに変に意地を張ってしまったり、自分は悪くないからと相手が謝るのを待っていたりと、大人はこういうタイプが多いような気がします。ごめんなさいを言いなさいと子供に教えるのは大人の方なのに、それを言っている大人はなかなかそれを言うのが難しい。大人になればなるほど謝るのが難しくなっていくというのは深いなと思いました。まだ子供のしんちゃんの言葉に深い意味はないと思いますが、大人には刺さるセリフでした。

 

まとめ

ここまで「クレヨンしんちゃん」の名言をみてきましたがいかがだったでしょうか。

 

今回の記事が参考になれば幸いです。

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